2021年 アークスペクトラムの当事者との交流

 2021年7月12日に、3回生を中心とした聞き取り調査の2回目を行いました。2回目は、京都市の自立生活センター・アークスペクトラムの岡田健司さんと加古雄一さんにお話を伺いました。コロナ禍ということもあり、ZOOMでの聞き取りとなりました。約2時間、ZOOMで3回生が中心となり話を聞きました。
 このお二人は、介助者を自ら雇用しながら、さらには、自立生活センターを運営するというかたちで活動をしております。サービスに必要なお金(サービス報酬費といいます)を障害のある当事者に直接渡して、そのお金で介助者を雇用するかたちを、ダイレクトペイメントとよばれています。日本には、札幌市だけがこれを制度化していますが、お二人はこのダイレクトペイメントを日本で制度化させるために活動しています。介助者を雇用し、自らにあった介助のあり方とは何か、かつて暮らしていた病院での生活はどうだったのか、ということについてお話してくださいました。
 ZOOMという形ではありましたが、当初予定していた質問項目について、的確にご回答してくださり、今後の研究にとっても重要なデータとなりました。

2021年7月12日のインタビューのデータはこちら

写真:アークスペクトラムの事務所前にて

Follow me!