ここでは、鈴木ゼミの卒業生で、公開希望の学生の卒論を掲載しています。同志社大学の場合、卒論はデータベース化されておらず、せっかく一生懸命書いても、それぞれの研究室の片隅に置かれているだけであり、簡単に見ることができません。

 4年生の集大成として一生懸命書いた卒論がほこりをかぶって、誰にも見られずに置かれていること自体、もし私が学生だったらとても辛いことだと思います。そこで、学生が希望する場合には、卒論を掲載することにしました。また、学生たちの卒論は社会的に意義のあるものなので、社会一般の人たちがここから何かを考えるヒントになればと考えております。学生たちの研究成果が社会に還元されることを私は心から願っています。

第一期生(2022年3月卒)

  • 安野伊万里 「戦後被爆者の生活史-個人的・集合的経験、文化的表象の観点から―」 PDF
            
  • 清水亮子 「犯罪被害者福祉の展望に関する研究-少年犯罪被害者遺族の生活史に依拠して―」 

第二期生(2023年3月卒)

  • 開道菜月 男性高齢者の地域活動―W 団体の調査研究に依拠して― PDF
  • 松田千鶴 発達障害児の普通学級におけるインクルーシブ教育のあり方について―自閉症児の母へのインタビュー調査から
  • 浅井天音 きょうだいに今すべきアウトリーチとは

第三期生(2024年3月卒)

  • 安達理久也  1960年代から90年代におけるマンガの中の障害表象についての研究-医学モデルから社会モデルへの転換期において― PDF
  • 半田未悠 中途視覚障害者の生活困難と支援方法についての一考察 PDF
  • 堀雄介 学生主体のコミュニティ・オーガニゼーションの可能性と限界-学生団体Aにおけるアクションリサーチに依拠して― PDF
  • 川崎知我 京都市の寺社仏閣におけるバリアフリーの現状と改善策―人を選ばない寺社仏閣を目指して― PDF
  • 本吉裕輝 ペット飼育の課題を抱えた高齢者への支援のあり方-ペット飼育支援団体へのインタビュー調査に依拠して- PDF
  • 小川茜 虐待経験に伴うトラウマを抱えた子どもへのアドボカシーについての一考察 PDF
  • 小川萌 地域住民に寄り添ったまちづくりについての―考察~釜ヶ崎・あいりん総合センター建て替えへの住民反対運動から― PDF
  • 芝本七海 性の観点からみた障害女性の生きづらさに関わる研究
  • 柴田大地 知的障害児・者のきょうだいの生きづらさとその支援-きょうだいであり、きょうだい支援事業者のインタビュー調査を通して― PDF
  • 鈴木瞳 特別支援学校高等部における知的障害者の進路決定の現状と課題―大阪府立豊中支援学校高等部における参与観察・インタビュー調査を通してー PDF
  • 田口穂実 児童養護施設のアフターケアにおける自立支援 PDF
  • 樽本澄怜 知的障害者の高齢化によって変化する生活実態と支援方法-就労継続支援B 型事業所での調査研究に依拠して― PDF
  • 佐々木晴哉  マルチ商法2世の生活史―家庭と社会におけるアイデンティティ管理の経験― PDF
  • 種村温人 ヤングケアラーの生活困難とその解決策についての一考察-自助グループ活動団体へのインタビューに依拠して― PDF