2022年 視覚障害のある活動家との交流

2022年7月18日に、3回生ゼミの学生さんたちが視覚障害者の野々村好三さんにお話を伺いました。野々村さんは、「地域の学校で学ぶ視覚障害児(者)の点字教科書等の保障を求める会」の活動に参加し、視覚障害者の歩行の自由と安全を考えるブルックの会の立ち上げに関わってきました。ブルックの会は、1995年に大阪市営地下鉄御堂筋線「天王寺駅」にて視覚障害男性・佐木理人氏がホームに転落する事故が起こり、1999年に駅ホームの安全性の確保・事故現場の早期改善等を願って佐木氏提訴が起きたことによって開始されています。
学生たちは、こうした野々村さんの視覚障害当事者としての活動を理解するために、質問項目を考え、当日に臨みました。当日は、柴田大地君を中心とした野々村班のメンバーがインタビューを担いました。野々村さんからは、権利要求活動において重要なのは、国に対して要望書を提出することよりも、シンポジウムなどで一般市民と対話したり、一般市民が視覚障害者に直接かかわることのできる取り組みを行なったりすることが重要だと話されました。

写真:3回生の柴田君が野々村さんに聞き取りをしている様子
学生たちからは、このような活動をすることになった動機とは何か、様々な活動に参加するのには理由があるのか、といった鋭い質問がなされていました。インタビュー終了後には、学生が誘導して野々村さんをバス停まで送りました。こうした直接支援をする関係こそ、野々村さんが大切にされているものであり、最後に経験できてよかったと学生たちも語っていました。野々村さん、ありがとうございました。

写真:3回生の野々村さんを安達君と本吉君がバス停まで送ってくれました。

